今回は、使用の機会が年々減少しているネオン管に替わるアイテムとして注目されてきているLEDネオンについて記事を書いてみました。
LEDネオンは弊社でも人気の商品で多くのお問い合わせを頂いております。その中で神奈川県箱根町の「天成園」様にLEDネオンライトを納品させて頂きましたのでこの事例を基にLEDネオンの詳細について解説させて頂きます。
箱根湯本では由緒ある老舗の旅館で庭園には与謝野晶子や荻原井泉水ら文人に愛された瀧があり、秋の紅葉をはじめ、夏空、冬景色と四季折々の景色を楽しめる魅力の宿です。
「天成園」様のある箱根と言えば駅伝が有名ですが、富士山が見渡せる絶景や温泉宿泊施設としても有名な地域です。また、箱根は小田原市、南足柄市、足柄下郡湯河原町
静岡県の御殿場市、裾野市、三島市、駿東郡小山町、田方郡函南町と隣接していて静岡や東京から多くの観光客が訪れる関東の人気スポットです。
「天成園」様の詳細情報はコチラ
今回はそんな「天成園」様に導入させて頂きましたLEDネオンライトのオリジナルモチーフについてまとめてみました。
そもそもLEDネオンライトとは?
LEDネオンは、夜の繁華街等を明るく照らすネオン管をモデルにした照明器具です。LEDネオンは管の中にLED電球を設置して光らせます。ネオン管は、ガラスのチューブを変形させて造形していましたので熟練した職人技が必要でしたが、LEDネオンは元々柔軟性の有る素材で製造するので比較的に加工のし易い物になります。
また、LEDネオンは光源にLEDを使用している為、従来のネオン管に比べて消費電力が少なく寿命も長いです。更にLEDは発熱量が少ないため、発熱によって周囲の環境に悪影響を及ぼす場合などもLED照明が使われています。
この様にLEDのメリットを生かした利点が多い為、近年では従来のネオンに取って代わるケースが増えてきました。
LEDネオンでオリジナルモチーフを製作
LEDネオンの用途として最も多いのは看板・サインですが、モチーフを製作する事も可能です。
「天成園」様の方にはお城をモデルにしたネオン製のモチーフを製作させて頂きました。
モチーフ自体はLEDチューブライトという商品でも製作する事は可能です。
LEDチューブライトも折り曲げが自由でサインやモチーフ等、様々な造形物を製作するのに適していますが、最近ではLEDネオンを使用した製作依頼や問い合わせが多くなってきました。
人気の理由はLEDネオンの方が比較的柔らかい感じの光を演出出来るのと従来のネオン管を彷彿させるリアル感です。
また、消灯時の見え方ですが、LEDチューブライトの方はチューブ自体に色が付いていない為、サイン文字やモチーフとして使用するのには若干違和感が有ります。
それに対してLEDネオンの方はネオンチューブ自体が乳白色又は色付きになっていますので、消灯時でも遠目からでもサイン文字やモチーフが何を表現しているのか分かり易いという利点が有ります。
LEDネオンのチューブの色味は乳白色と7色カラーから選ぶ事が出来ます。
↑
乳白色のチューブを採用した場合は、電気を流すとチューブの内側から色付きのLED球が光り乳白色が指定の色に変わります。
7色タイプのチューブを採用した場合は、電気を流すとチューブの内側から白色のLED球が光り点灯します。
モチーフの素材として最適なLEDネオン
モチーフをLEDネオンで製作するとLEDネオン特有の綺麗でやわらかい光と色を演出出来ますのでモチーフの素材として大変人気が有ります。
今回納品させて頂きました「天成園」様のお城のモチーフは宿泊施設のクリスマスイベントとして使用されるという事でした。
このお城のモチーフはLEDチューブライトの素材で作成する事も可能ですが、「天成園」のスタッフ様からはあまり派手派手しくせずに出来るだけ落ち着いた感じで演出して欲しいとの事でしたのでやわらかい色味であらゆる空間に溶け込み易いLEDネオンをご提案し製作させて頂きました。
結果的に、宿泊客様からも絶賛されイベントは大成功だったとお喜びの声を頂きました。
まとめ
ここまでLEDネオンライトで製作したモチーフライトを『天成園様』の導入事例を基に解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
今回の記事をまとめます。
・LEDネオンは省電力や省発熱、安全性が高いなどLEDのメリットを生かした利点が多い為、近年では従来のネオンに取って代わるケースが増えてきました。
・LEDネオンの素材は乳白色とカラーの2種類が有り日中の消灯時でも視認性が有り明るい場所でも看板やモチーフとして活用出来ます。
・LEDネオンは柔らかい発光が可能であらゆるシーンに溶け込み易い為、モチーフライトの素材として最適です。