イルミネーションストリングライトとはどんな商品?
ストリングライトとは、ストリングの意味が「ひも状」という事から直線の形状のイルミネーションです。 直線状の形状ですので曲げたり垂らしたり張ったり丸めたりといった感じで様々な用途に活用でき最も汎用性の高いアイテムです。
1本の長さは10m(販売店の商品によって異なります。)が基本ですが、連結させる事によって長さが延長出来ますので大規模な施工でも対応が出来ます。
ストリングライトは、ひも状ですので様々な形の造形物に合わせて装飾する事が出来ます。インテリアのちょっとした光のアクセントを加える場合から、屋外のビッグツリーや建物の装飾に至るまで様々シーンで活用出来ます。
ストリングライトがおすすめの理由について
ストリングライトをお勧め出来る理由はその汎用性と使い勝手の良さです。
イルミネーションの代表的な商品は、ストリングライト、ネットライト、つららライト、ナイアガラライトの4つです。
ネットライトは被せるだけなので施工がし易い、つららライトは軒下やフェンスに垂らす場合に最適、ナイアガラライトはダイナミックな流れる演出が出来るなどそれぞれの特性を活かしたシーンに活用出来ますが、設置箇所によってはどうしても不向きな場合があります。
また、本体同士の連結出来る数量なども最大でも3~4本などとあまり多くの数量を繋げる事が出来ません。
その点、ストリングライトであれば直線状なので設置箇所に制限されずあらゆるシーンに設置が可能ですので汎用性は他の商品と比べても抜群です。また、直線の形状で自由度も高いのでアイディア次第で様々なデザインの演出が可能になり初心者でも使い易いです。
仕様としても本体同士の連結可能数も10本から20本、多いものでは30本とかなりの長さに延長出来ますのでテーマパークや大規模なイベント会場等でも重宝します。
この様に直線状の利点を活かして様々なシーンで活用出来、初心者でも扱いやすいのがストリングライトの特徴です。
ストリングライトの使い方(付け方)
ストリングライトは広い範囲で使えますので、デザイナーのアイディア次第で様々な使い方が出来ますが初心者の方の場合は完成イメージが思いつかない場合が多いと思いますのでストリングライトを使用した事例集をご紹介します。
クリスマスツリー(樹木)を装飾
屋内のクリスマスツリーから屋外の樹木の装飾まで規模の大小に関わらずツリー系にはストリングライトを使用するのが一般的です。
樹木をイルミネーションで装飾する時に最も多い問い合わせは『どれ位の量のイルミネーションを設置したら良いか?』という内容です。樹木の高さと設置するストリングライトのボリュームについては以下をご参照下さい。※あくまで一つの基準ですので『明るくしたい!』『派手に装飾したい!』という場合には目安の1.5倍~2倍位に球数を増やしても良いです。
配線色の選択について迷う場合
設置するイルミネーションの配線色の選び方についてはよくある問い合わせ事項です。
弊社のイルミネーションの配線色は基本、黒色と透明色です。
どちらを選択するかは背景となる設置箇所の色で決めた方が良いです。黒に近い背景色であれば、黒色。白に近い背景色であれば、白色を選ぶと配線が無駄に目立つ事は無いです。
樹木に装飾する場合は幹が茶色系やグレー系が多いので黒配線を選ばれる場合が多いです。
インテリアの室内装飾としてお部屋に光のアクセント加える
直線状のストリングライトは丸めて瓶の中に入れて使ったり、テーブルやソファなどに無造作に散りばめるだけでも十分雰囲気が出るアイテムですのでインテリア装飾として効果的です。
造形物の形状に合わせてストリングライトで装飾する
ストリングライトは直線状の為、アーチやモチーフなどあらゆる形の造形物に這わせて装飾が出来ますので様々な形で造形物をイルミネーションで表現出来ます。
三角柱のシンボルツリー
イルミネーションのイベント会場などでシンボルツリーとしてすっかり定番となった三角ツリーはほぼ全てストリングライトで製作されています。トップから底面までの長さが高いもので7~8m程ありますので、1本10mのストリングライトが適切です。
それ以上の高さでもストリングライトを連結し延長させれば問題無く設置出来ます。
テーマパークやショッピングモールの天井にぶら下げて空間演出
ハウステンボスやドイツ村等のテーマパークやアウトレットモール等でよく見られる設営事例です。天井部分にイルミネーションを設営するのはアメリカやヨーロッパ等の海外では一般的でクリスマスに限定されません。日本でもクリスマス時期に限定されず常設で設置されている場合が増えてきています。
光のカーペットで広範囲を演出
ストリングライトは1本の長さが10mと長いので広範囲の面積を装飾するのに適しています。
装飾面積の広いテーマパークなどでは光の波や光のカーペットのイメージを作る演出手段として多く使用されています。
イベント等で使用する場合に、屋外仕様(業務用)のイルミネーションをお勧めする理由
イルミネーションには屋内仕様と屋外仕様の2種類が有りますが、イベント等で使用する場合には断然、屋外仕様(業務用)の方をお勧めします。
その理由は、屋外仕様(業務用)の方が結果的にコストパフォーマンスが高くなる可能性が高いからです。
屋内仕様と屋外仕様の2つの種類の具体的な違いは以下の通りです。
防水性 | 耐久性 | 保証期間 | 価格帯 | |
屋外仕様 | IP65前後(平均値) | 厳しめの環境でも対応出来る | 6か月以上 | 割高 |
屋内仕様 | IP規格が不明な場合が多い | 屋内に限定される | 1か月前後 | 割安 |
※IPとは電子機器の防水・防塵のレベルを表す指標です。
上記の比較表を見て頂ければ分かると思いますが、『屋外イベントに使用する。』『常設で1年中設置したい。』という場合には屋内仕様よりは価格帯が割高になりますが、故障・トラブル等の心配から解放され出来るだけ長く使用する事が出来ますので長期的に考えるとコストパフォーマンスが高くなります。
コストコ、ニトリ、100均などの小売店で販売されている商品のメリットとデメリット
イルミネーションはクリスマスシーズンになるとコストコ、ニトリ、100均などの小売店で販売され始めます。この記事の読者さんもコストコやナフコなどのホームセンターで展示されているイルミネーションコーナーを目にされた方も多いかと思います。
そんな街中にある店舗で販売されているイルミネーションはどんなイルミネーションなのでしょうか?
『価格帯は?』『品質は?』『保証内容は?』
気になりますよね?
ここでは、そういった街中の小売り店舗でイルミネーションを購入する場合のメリットとドメリットについて解説してみました。
小売り店舗で購入するメリット
先ずはメリットの方ですが、以下の様な利点が上げられます。
・商品を直接確認出来る。
小売り店舗では商品が展示されている事が多いのでそういった場合は直に商品を触って操作したり明るさを確認したり等が出来ます。
また目の前に実物大があるので設置した後のイメージも湧きやすいですね。
・価格帯がリーズナブル
ご家庭で楽しむ為にイルミネーションを購入される場合が多い為、価格帯もお客さんの層に合わせてリーズナブルに設定されている場合が多いです。
・商品を直ぐに使う事が出来る。
商品を購入してから直ぐに持ち帰って直ぐに使えるというのも魅力の一つです。
小売り店舗で購入するデメリット
次にデメリットの方ですが、以下の様な難点が上げられます。
・商品ラインナップが限られている。
小売り店舗の顧客層は、電設業者さん等の施工業者さんよりは家庭でイルミネーションを楽しむ為に購入しに来ているご家族の方が多い為、販売店の方もお客さんに合わせてオーソドックスな商品しか取り扱っていないケースが多いので本格的にイルミネーションをしたいという人にとっては少し物足りなさを感じるかも知れません。
・在庫に限りがある。
専門店ではないので、他の商品との兼ね合いもあり抱えられる在庫の数量にも限りがあります。欲しい商品を確保出来ないという事もしばしばあります。
・品質力が安定しない場合がある。
屋外業務用というよりはご家庭用に作られている商品が多い為、雨が降る屋外で使用出来なかったり使用出来る寿命が短かったりします。
・保証期間が短い。
リーズナブルで品質がそれ程高いレベルを維持されているものが多くない為、保証期間も3か月くらいとそれ程長くありません。
・専門性に乏しい。
イルミネーションの専門店ではありませんので、応対するスタッフによって商品知識に差があります。商品の使い方などについて相談出来ない場合があります。
この様に小売店舗で購入するにはそれぞれメリットとデメリットが有りますので、使用用途や予算などを考慮して選ばれる事をお勧めします。
卸販売をしている専門店で販売されている商品のメリットとデメリット
卸販売をされている会社さんは実店舗で販売するというよりはネットショップを開設して販売するというスタイルを取っている会社さんが多いです。
なのでここでいう卸販売をしている専門店というのはネット販売をされている会社さんの事を指します。
ネットショップで購入するメリット
・1年中イルミネーションが入手出来る。
実店舗販売ではクリスマスシーズンにしかイルミネーションが販売されていませんが、ネットショップでは季節に関係なくいつでもイルミネーションを購入する事が可能です。また、1年中、在庫の確認や注文や商品の問い合わせ等に対応していますのでクリスマスシーズンの本格的なイベントに向けて準備がしやすいです。
・専門性の高い対応が可能
専門店ならではの専門スタッフが対応しますので商品の使い方や選定のアドバイスを受けられるのは勿論、会社によっては完成イメージのパースに基づいた見積もりサービスを受けられる場合も有ります。
・オーダーメイドのオリジナル商品が購入出来る。
実店舗では既成の商品しか販売しておりませんが、卸販売を行っている会社であれば直接工場の方に製作の指示を掛ける事が出来ますので完全オリジナルの商品を購入する事も可能です。
ネットショップで購入するデメリット
・価格帯が割高
卸販売の専門店の取り扱う商材は品質がしっかりしており保証期間が長めのものが多い為、価格帯も割高である場合が多いです。
・送料が発生する
購入してから手元に届くまでの間にタイムラグが発生したり送料が発生します。
以上の通り、実店舗とネットショップではそれぞれ一長一短ありますので、使用用途や予算などを鑑み検討した方が良いでしょう。
屋内でワンシーズンしか使用しないという場合は、リーズナブルな実店舗の商材でも良いですが、屋外で数年間、又は常設で使用するといった場合には屋外業務用仕様の商材をお勧めします。
まとめ
・ストリングライトはひも状の商品で様々な用途に用いられる最も汎用性の高い商品ですので一番人気の定番アイテムです。
・イルミネーションには屋内仕様と屋外仕様の2種類がありますが、品質や保証期間、価格帯などが違いますのでそれぞれの用途に応じて使い分けをします。
屋外でのイベントなどで使用する場合には初期費用が多少割高でも高いコスパが期待出来る業務用イルミネーションをお勧めします。