イルミネーションライト専門販売店である弊社の方にはたくさんのご相談を頂いておりますが、商品の品質について最も多い内容は以下の項目です。
・イルミネーションライトが直ぐに壊れて困っている。
・雪国や湿気の多い環境で使用したい。
・屋外でも安心して使いたい。
この記事ではイルミネーションライトを安心して使いたい方に失敗しないイルミネーションライトの選び方について記述しています。
何度も施工のやり直しをしたくないという施工会社さん、お客さんの信頼を失いたくないというイベント会社さん、常設で設置したいという施主さん等は是非、ご参考下さい。
イルミネーションライトの不具合の原因って何?
そもそもイルミネーションライトが不具合を起こす原因って何なのでしょうか?
結論から言いますと不具合の最も多い原因は雨水等による浸水です。
不具合の原因はLED球の品質やそもそもの造り込みの問題、その他断線等が挙げられますが業務用規格のイルミネーションライトで圧倒的に多い原因は浸水です。
浸水する部位
イルミネーションライトの浸水を起こしやすい部位は以下の部位です。
電線のジョイント部分
イルミネーションライトの本体同士又は本体と電源部位とを繋げる部位は開け閉めをするので浸水の原因になります。
防水性能が低い場合には、ビニールテープで補強した方が良いです。
LED球のシュリンク部分
LED球を覆うシュリンク部分はしっかりとした造り込みでないと浸水の原因になります。
電源部分
電気供給部とイルミネーションライト本体とを繋げる電源部位です。防水性能が低いと浸水の原因になります。
防水性能が低い場合には、ビニール袋やボックスで防水対策をした方が良いでしょう。
浸水のし易い部位を挙げましたが、商品の外観から防水性能を識別する事は困難です。
では、
防水性能はどうやって見分けたら良いのか?という話になりますが、それを見分ける基準があります。
防水規格です。
イルミネーションライトの防水性能の基準について
防水規格(IP規格)とは、
外来固形物(塵等)及び水の浸入に対する保護の等級の基準があり保護構造の等級を記号で示したものです。
保護構造の等級については下図のように表されます。
商品を購入する際にはこの防水規格を確認しておく事をお勧めします。防水規格の選定基準は予算や用途によって変わってくると思いますが、最低でもIP44以上のものを採用した方が良いです。
尚、弊社のストリングライトは防水規格IP64を採用しておりますので安心してご使用頂けます。
まとめ
ここまでイルミネーションライトの不良原因と防水対策及び防水規格について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回の内容をまとめます。
・浸水し易い部位は、ジョイント・シュリンク・電源部分です。
・防水性能は防水規格(IP)で見分ける事が出来ます。