イルミネーションを設置しようと決めた時にまず気になるのが電気の取り扱いについてです。電気の容量や電気代等は初心者の方がまずぶつかる壁ではないでしょうか。 ここでは、電気を扱うイルミネーションを安全且つ快適に楽しむための知っておきたい基礎知識と注意事項をまとめました。
庭やベランダ等の屋外でイルミネーションの飾りつけをする時にまず必要になるのが電源です。 家の外壁やベランダ等にコンセントが設置されているかどうかを先ず確認します。 屋外コンセントがあればそれをそのまま活用しましょう。 もしなければ屋内から電気を引っ張ってくる必要があります。 このとき必ず防水上の観点から屋外用のコードを使用して下さい。
室内からコードを引っ張ってくる時にはどうしても窓等を少し開けておかなければならず防犯上不用心です。 窓を完全に締め切っても使用出来る電源ケーブルを購入するか、本格的にイルミネーションを始めるなら電気屋さんに依頼して屋外に電源を設置すると良いでしょう。 家の面積や立地条件にもよりますが外部コンセントは1壁面に1コンセントあれば本格的なイルミネーションにも対応出来ます。
電気は使いすぎるとブレーカーが落ちます。その様な経験はないでしょうか? 毎月電力会社から届く明細で電気の使用量と契約電流量(A:アンペア)が分かります。また、ブレーカーボックスを見てご家庭のブレーカーの分岐箇所を把握しておきましょう。 イルミネーションの電源は1か所に集中させるのではなく分散させるのがポイントです。
また、ひとつのコンセントから使える消費電力(W)を確認しておきどのコンセントからどの位の容量を確保出来るのかを把握してイルミネーションの設置や増設をすると良いでしょう。
・アンペア(A):電流量(電気の流れる量)を表す単位
アンペア(A)=ワット(W)÷100ボルト(V)
例)1,000Wのドライヤーを使うとき、10Aの電気を必要とします。 契約が30Aなら1,200Wのドライヤーを3台同時に使用するとブレーカーは落ちてしまいます。
ボルト(V):電気を押し出す力(電圧)を表す単位で、日本の一般家庭は100V
・ワット(W):実際に消費される電力を表す
ワット(W)=電流(A)×電力(V)
例)30A×100V=3,000W(3KW)
契約が30Aなら、最大消費電力は3,000W(3KW)です。
・炊飯器:1,300W
・電子レンジ:1,200W
・エアコン:900W
・ドライヤー:900W
・冷蔵庫:140W
イルミネーションのパッケージには「屋内用」「屋外用」という記載がありますので屋外で使用する場合には必ず屋外用イルミネーションをご使用下さい。 電源コードも同様です。
イルミネーションも電源コードも屋外用を使用すれば雨の日でも問題ありません。 一般的にパッケージに記載のある「防滴」は雨にあたっても安心なレベルで「防水」は水に浸けても耐えられるレベルとされています。 しかしいくら防水加工となっていても水中に沈めて使う等の使用は避けたり水がたまる場所にコードやイルミネーションを配置しない等の配慮が必要です。
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