イルミネーション電飾の防水対策についてのご説明をします。
本格的にイルミネーション電飾をやるとしたら屋内での飾りつけよりも家の外壁や庭等屋外での装飾をする事の方が断然多くなります。 屋外でのイルミネーションを設置する時に一番気を付けたいのが防水対策です。 雨ざらしの環境下でイルミネーションを使うには正しいやり方できちんと防水対策をしないとイルミネーションが漏電してしまい使えなくなってしまう可能性もあります。 せっかく綺麗に装飾したイルミネーションが壊れて点灯しなくなったら残念ですよね。 そうならない様に、今回はイルミネーション電飾の正しい防水対策についてまとめてみました。
イルミネーション電飾には屋内用と屋外用の仕様のものが2種類あります。屋内用か屋外用かは商品に「防水」や「防雨加工」又は「屋外用」等の記載がありますのでそこで確認します。 屋外で防水対策のされていない屋内用のイルミネーションを使用すると漏電等により不点灯や故障を起こす可能性がありますので屋外で使用する場合には必ず屋外仕様のイルミネーションを使用する様にして下さい。 尚、屋外用イルミネーションであっても水中でのご使用は出来ませんので水たまりや水はけの悪い場所での使用は控えた方が良いです。
電子機器の防水・防塵の規格を示す表記としてIP規格というものがあります。 IP00〜IP68という表示で対応規格を示し、10の位が防塵、1の位が防水の指標になっています。 屋外に設置する場合、1の位の数字は5以上が理想です。 屋外用の商品でもこの保護レベルは商品によって異なりますので購入前に確認しておくと良いでしょう。
尚、弊社のイルミネーションはIP65以上を採用しておりますので屋外でも安心してご使用頂けます。
電源コンセントにも屋外用と屋内用のものがあります。 屋外で使用する場合には屋外用のコンセントプラグを使用します。 屋外用と屋内用は形状が違います。 屋外用は丸型の形状プラグです。屋内用は家電製品等でよく見かける四角型の形状プラグです。
屋外で屋内用の四角型プラグを使用すると雨水等が浸水して漏電する可能性がありますので屋外では丸形プラグを使用する様にしましょう。
弊社で取り扱っている電源や分配コードは全てが丸型プラグですので安心して屋外でご使用頂けます。
コントローラー付き電源コードも商品によって防水等に対しての保護レベルが違います。 弊社のコントローラー付き電源コードの保護レベルはIP65以上ですが、商品によっては防水加工のされていない商品がありますのでその場合には防水対策をする必要性があります。
コントローラー付き電源コードの防水対策の方法は一般的に2つの方法があります。
1つ目は雨が入らない様にビニール袋等で覆う方法です。 この時コードを上向きに設置してしまうと、雨水がコードを伝ってコントローラーの中に入ってしまいますので、コードは必ず下向きで設置して下さい。
2つ目は雨が入らない様に電源ボックスの中に入れる方法です。 雨水等が浸水しないのは勿論、ボックスによって外部からの損傷防止にもなります。
イルミネーションの浸水し易い部分は連結部分(コネクタ部)です。 この部分は「自己融着テープ」という防水テープを巻いて防水対策をするとより防水性が高まります。 1周だけではなくテープの幅が半分くらい重なるように2周・3周と巻くのがコツです。
自己融着テープはビニールテープと違ってブチルゴム製で、耐老化性・耐水性が良くプラスチックに対しての粘着力が強く、高度な電気絶縁性を持ち漏電等を防ぐ為、防水対策としては最適なアイテムです。
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