イルミネーションの電気代が気になる方へ!購入前にしっかり確認!賢く運用!

今まではイルミネーションと言えばテーマパークやイベント会場に「見に行くモノ」というイメージが強かったのですが、最近ではご家庭の庭や部屋に飾り付けて楽しむ人が年々増えています。

そしてイルミネーション初心者のお客さんから受ける質問の中で多い順に言うとトップ3に入る位に多い質問が”イルミネーションに掛かる電気代金”です。

イルミネーションを点灯する度に発生する電気代金の事は皆さんやはり気になる様ですね。

この記事ではイルミネーションの電気代金とコストを抑えて楽しむ方法について解説しました。

この記事を読む事で分かる事は以下の2つです。

この記事で分かる事

👉イルミネーションの電気代金の算出方法

👉規模別の電気代金の目安

これからご自宅でイルミネーションを始めようと計画されている方はもちろん、イベントの運営責任者様やイルミネーションで集客を考えられている店舗のオーナー様なども是非、ご参考下さい。

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イルミネーションの電気代の算出方法

 

電気代金の算出方法は以下の計算式で割り出す事が出来ます。

電気代金の算出方法
(イルミネーションの消費電力(W)÷1000)×1日に使用する時間(h)×1kWhあたりの電気代(円/kWh)

電気代金を計算する際に用意しておくデータについて

 

・イルミネーションの商品電力は、商品の消費電力(W)を合計します。

例えば、100球ストリングライト1本の場合、消費電力は7W。

5本(500球)使用する場合は、7W×5本⇒35Wになります。

 ×5本

・1kWhあたりの電気代は契約している電力会社や電気使用量などによって異なりますが、基本的に22~27円/kWhで計算されています。

※より正確に計算したい場合は、検針票を確認して、〔電気代請求額〕÷〔電気使用量〕で算出出来ます。

 

500球ストリングライト(35w)を1日6時間、30日間使用した場合の電気料金

クリスマスツリーのLEDイルミネーションは毎日6時間点灯させても月間でたった140円前後にしかならない事になります。

また、「電気代金 計算」等のキーワードで検索すると自動的に計算してくれるツールもある様ですので、ご参考下さい。

 

この結果から分かる様にLEDイルミネーションは非常にリーズナブルなコストで楽しむ事が出来るのが分かります。

では、実際に室内だけではなくご自宅のお庭や壁面等に本格的に取り付ける場合には幾ら位掛かるのでしょうか?大規模なイルミネーションイベント等の事例も含めて解説していきます。

イルミネーションの球数と電気代金の関係

 

上記の計算方法から分かる様にイルミネーションの電気代は使用する時間によって変わりますが、その条件が一定のものと過程した場合は球数のボリュームによって変わります。

ここでは大規模なイルミネーションイベントの場合とご自宅で本格的に装飾する場合の事例を基に掛かる電気代金の解説をしていきます。

大規模イルミネーションの電気代金(鳥取砂丘イルミネーション)

鳥取砂丘では毎年クリスマスシーズンに恒例のイベントとしてイルミネーションのイベントを開催しています。実施年度ごとにテーマが変わり感動的な情景を展開されているこのイベントは多くの後援団体や協賛企業に支えられ来場者数は10万人に迫る勢いで、規模としても中四国でトップクラスのイルミネーションイベントです。

そんな鳥取砂丘イルミネーションの球数は約30万球です。

30万球という球数になると桁違いな世界なのであまりピンときませんが、膨大なボリュームである事は分かります。

そうなると電気代の方も莫大な費用が掛かりそうです。

この30万球に使っているイルミネーションの種類は様々ですので簡単に消費電力を割り出す事は出来ませんが、仮に1日6時間、7Wの100球ストリングライトを使用したとして計算した場合、月間の電気代金は83,160円になります。

一晩で平均2,700円前後です。

自治体や企業が支援する程のビッグイベントのイルミネーションなのに想像した金額よりも全然安くてびっくりです。

中規模イルミネーションの電気代金

弊社のお客さんの層で最も多いのはこの中規模位のイルミネーションイベント企画・施工・実施されるお客さんです。この層のお客さんのイルミネーションに掛けられる平均的な金額は商材代金からデザイン企画、施工まで含めて100万円前後です。

参考 「イルミネーションの施工事例と具体的に掛かる金額を知りたい方へ」【関連記事】

この中規模レベルのイルミネーションの平均的な球数は20,000球位です。仮に1日6時間、7Wの100球ストリングライトを使用したとして計算した場合、月間の電気代金は5,500円になります。一晩で平均180円前後です。

この層のお客さんの職種としてはホテル・宿泊施設、結婚式場、イベント・広告代理店、自治体(商工会青年部)等が多くテーマやデザイン等はそれぞれですが、共通しているのは「集客が目的」という事です。

イルミネーションを集客を実現する投資という観点で考えると電気代金としてのランニングコストはかなり良いコスパではないでしょうか。

ご自宅でのイルミネーションの電気代金

ご自宅に装飾されるイルミネーションの平均的な球数は多い場合でも2,000球位です。100球ストリングライトを使用するとしたら20本分ですね。

1日6時間、7Wの100球ストリングライトを使用したとして計算した場合、月間の電気代金は500円前後になります。一晩で平均18円前後です。

球数を多めにして豪勢に装飾したとしてもひと月に掛かるコストはワンコイン位と考えるとかなりリーズナブルなのが嬉しいですよね。

規模の大小(使用するLEDの球数)によって電気代金は変わりますが、全ての事例に共通する事はLEDの省エネ効果により普通の電球では考えられない程に価格を抑えてイルミネーションを楽しめるという事ですね。

まとめ

 

今回は、イルミネーションの電気代金の算出方法と規模別で具体的に掛かる電気代金の内容を解説してみましたがいかがでしたでしょうか?

まとめ

電気代金は以下の計算式で算出出来ます。

(イルミネーションの消費電力(W)÷1000)×1日に使用する時間(h)×1kWhあたりの電気代(円/kWh)

LEDを光源とするイルミネーションはLEDの省エネ効果によりかなりコストを抑えた電気代金でイルミネーションを楽しめます。

この記事でイルミネーションの電気代についてはさほど心配する程でもない出費である事が分かって頂けたかと思います。

電気代以外の事で「どんな種類のイルミネーションを選定して良いか分からない。」「予算は決まっているので最適なイルミネーションを提案して欲しい。」等というご要望がありましたらお気軽に弊社にご相談下さい。